天気予報は昔と比べて当たりやすくなったと思う人は多いだろう。 台風に対する予報も以前より当たるようになった。 九州に住む人であれば、大きい台風が来ると言って体育祭が中止になったが実際晴れていた、なんて経験もある人も多いだろう。
しかし、すべてを予報できるようになったわけではない。
特に近年、例年よりはるかに考えられないような被害をもたらす新しい危険が増えてきている。
台風については、2018年台風24号が記憶に残っている人も多いのではないだろうか。 道路を走っている車が飛んでいき、自転車小屋が宙に舞う。 人間は自然に対して逆らえないのだと言わんばかりの強い風であった。 こんな風が日本で吹くことを誰が予想できただろうか?
また、それと同じぐらいの台風が予想されたのが2020年台風10号である。 多くのメディアが台風の勢力予想について取り上げ、被害者がでないよう注意喚起を行った結果、 町のホームセンターやスーパーは空になった。 避難所はコロナの影響もありこれ以上入れなくなったところもあり、ホテル避難は満室だった。 幸い、台風は予想以上の被害をもたらさなかったが、台風の危険性について再認識させられた。
台風は風だけではなく多量の雨ももたらす。