やさしい経済学より・・・マルクスの資本論についてまとめる途中
資本家とは、資本をお金の集まりだと考えると、お金を持っている人のことです。でも、 ただお金を持っているだけの人は資本家とは言いません。それは単なる財産家、大金持ちということになります。 経済額における資本家というのは、持っているお金を何か新しいことに使って増やそうとする人たちのことを言います。持っているお金あるいは財産を増やそうとさまざまな仕事をはじめる。新しい事業を始めようとする人が、経済学でいう資本家ということになります。
資本家:お金(資本)を出して労働力を使い事業を行ってお金を増やそうとする人。
今度は労働者を雇うことになります。あなたの給料はこれだけですよ、と提示して労働者を採用する。 その会社に就職するかしないかは、労働者の自由です。 いいですよと働く以上、本人が納得して働いていることになります。 そのときに労働者に支払われる賃金は、労働力の価値ということになります。
利益は誰がつくりだしたものでしょうか。 工場の設備でしょうか、材料だろうか。いや、労働力だろう。 労働者が働いたからこそ、これだけの利益が生まれるんだろうとマルクスは考えたわけですね。 資本家が労働者を雇って、労働力の分だけのお金を払っていながら、利益を生み出した。 こうやって資本家がこの利益をまた投資して。さらに原材料を買い、労働者を雇い、企業はどんどん大きくなっていく。労働者の